三菱商事がデータセンターを国内10カ所に新設
日本経済新聞(10月21日付朝刊)によると、三菱商事が2022年までに国内10カ所にデータセンターを新設するという。投資額は2,000億円、中期的にはさらに3,000億円を投資する計画のようだ。
センターは米・デジタルリアリティトラスト(DR)社との合弁企業によって運営される。DR社はIBM、フェイスブック、オラクルというIT大手企業を顧客に持つ。
三菱商事の投資目的として、世界のクラウドデータ利用量が今後爆発的に増えること、自動運転普及などの際に今の海外経由のデータ送受信では時間的ロスが多いこと、EUのように個人データの国外移転が厳しく規制される可能性が高いこと、などが挙げられている。