名古屋商社会

2017年12月15日

就活学生の不安に応える――
大盛況だった名古屋商社会イベント

12月13日、名古屋大学で名古屋商社会主催の就活イベント“What’s 就活”が行われた。

名古屋商社会とは、今年(2018年度採用)総合商社に内定した学生たちで作る横断的な学生の団体である。すでに何年も活動を続けていて、総合商社を目指す学生にとってはとてもありがたい存在となっている。

イベントには、商社会のメンバー20名と名古屋大学、南山大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学の学生等120名が参加。大学院生の参加も目につく。

内容は「内定者が語る就活スケジュール」「総合商社の説明」「座談会」と盛りだくさんだ。圧巻は最後の座談会で、内定者を10名くらいの学生が囲んで質疑応答を行う。「業界選びは?」「スケジュール管理は?」「なぜ、その会社に決めたのか?」「面接で大事なことは何か?」、矢継ぎ早の学生たちの質問に、まだ学生である内定者たちも、自身の体験を踏まえてわかりやすく懇切丁寧に対応していた。どの内定者たちも自信に満ちているのがわかる。

名古屋商社会・代表の共田恭輔君は「僕らもそうでしたが、この時期は就活を控えて本当に不安でした。後輩たちにはそれを少しでも取り除いて、自信を持って、そして効率的に就活を行ってほしいですね。その上で商社を選んでくれたらいいなと思っています」と語る。

また、総合商社・商社業界を解説した服部達也君は「商社を説明するのは本当に難しかったです。就活の時は随分研究しましたが、やはり実際仕事についてみないとわからないことは多いですね」、広報担当の中村聡希君は「たくさんの学生が集まってくれてよかったです。後輩たちとの交流は楽しかったですよ」とそれぞれ語ってくれた。

参加した学生からは「まだ業界も企業も決めていませんが、みんなそうだったんだと安心しました」「就活には不安だらけでしたが、実際のことをたくさん教えていただいて少し自信を持ちました」と、イベントの評価は上々のようだ。

最初は不安げだった参加者たちの表情が、座談会を終えるころには明るくいきいきとしていたのが印象的だった。

 


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