三菱商事は12月21日、農業ICT事業を展開するベジタリア社が行う約5億円の第三者割当増資を引受け、資本業務提携契約を締結したと発表した。ベジタリア社は最新の植物科学とテクノロジーを駆使して日本の農業が直面する課題へのソリューションを提供する農業ICTベンチャー。課題解決ツール提供のほか、民間初の植物病院を開院するなど、日本における農業分野のイノベーション創出をリードしている。また、ツールを通じて蓄積されるビッグデータを活用し、農業生産者と農業関連企業に対し様々なソリューションを提供する情報連携基盤(農業ICTプラットフォーム)構築を目指している。