三井物産は1月18日、MSD企業投資社が運営するMSD企業投資第一号投資事業有限責任組合と、ビギホールディングス社の全株式を取得することでビギHD社株主と合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。ビギHD社は1970年創業で、「yoshie inaba」「Men’s Bigi」「MELROSE」「Papas」等の日本を代表する著名ブランドを擁するアパレル企業。今後、三井物産はビギHD社との有機的な協業を通じた企画・販売プラットフォームの機能強化で、これまで得意としてきた単一ブランド毎の事業展開に加え、変化の激しい小売市場に対してより柔軟な対応を可能とするブランドポートフォリオの形成を目指すとしている。