三井物産は2月15日、飯野海運と共同で出資するパナマ・Jipro Shipping S.A.が、韓国・現代尾浦造船にメタノール運搬船1隻を発注したと発表した。同船はカナダ・Methanex Corporationの100%子会社Waterfront Shipping Company Limitedの用船に提供予定。同船はメタノールと重油をいずれも燃料として使用可能な二元燃料機関を搭載しており、従来の船舶と比較してメタノールを燃料として使用することで硫黄酸化物(SOx)および窒素酸化物(NOx)の排出量を大幅に削減することが可能。