三井物産は2月16日、JX金属が保有するチリのコジャワシ銅鉱山の持分3.60%の取得と、三井物産が保有するチリのロス・ペランブレス銅鉱山の持分1.25%のうち0.79%をJX金属に、0.46%を丸紅にそれぞれ売却することを発表した。コジャワシは世界有数の資源量を誇る大規模銅鉱山で、三井物産は1996年から20年以上にわたり日本コンソーシアムの主幹事会社として同鉱山の権益を保有。今回の追加取得で三井物産のコジャワシ持分は7.43%から11.03%に増加。また、1997年に取得したロス・ペランブレスの持分1.25%を戦略的資産リサイクルの一環として全量を売却する。