初任給に差広がる
日本経済新聞(2月28日付朝刊)の報道によると、新興企業を中心に、一律だった新卒社員の待遇を見直す企業が増えているという。
メルカリは1カ月以上のインターンシップを経験してもらい、入社した場合は初任給に数十万円から100万円強が上乗せされる。インターンに参加しない学生は論文などの学業に応じて評価される。
サイバーエージェントは、AIなどの高度な技術を持つ学生には最低720万円の年俸が提示される。
一方、インド工科大学で昨年行われた企業セミナーでは、2,000万~3,000万円の年俸を提示する外資のグローバル企業もあった。
これらIT・グローバル企業が求める人材と商社が求める人材は同じではないが、今後は専門職ごとの採用・待遇や働く環境の改善は商社にも求められていくだろう。