三井物産は3月5日、新国立競技場整備事業のスタンド観客席を覆う大屋根とスタジアム外周部の軒庇に使用するスギ材を同社社有林から供給したことを発表した。三井物産は日本全国74か所に合計約44,000ヘクタールの社有林「三井物産の森」を保有し、適切な管理により林業と環境保全の両立を進めている。今回の新国立競技場整備事業で、三井物産は全国に点在する「三井物産の森」の一部から、スギのSGEC認証材を三井物産フォレストを通じて供給。これらの認証材は同事業の木材調達基準で求められる合法性や持続可能性にも合致している。