三井物産は3月15日、チリの自動車オペレーティングリース・レンタカー業界最大手Autorentas del Pacifico SpAを傘下に持つMitta社への出資参画に関する契約書を1月30日に締結し、4月までに同社株式の49%の取得を目指すと発表した。三井物産はMitta社への出資参画を通じ、より消費者に近い需要サイドへ事業領域を拡大することとなり、既存の自動車バリューチェーンのさらなる強化につなげる。Mitta社のチリ鉱山・エネルギー業界向けに高いシェアを持つ自動車オペレーティングリース事業と、地場レンタカー事業の基盤を活かし、中南米諸国を中心にMitta社事業の他国展開を推し進める。