三井物産は3月22日、アジアの成長セグメントである中間層向けの最大手病院グループ「コロンビアアジアグループ」の持株会社International Columbia U.S. LLCの増資引受に合意したと発表した。取得金額は約148億円で、すでに一部の払込が実行されている。これにより三井物産のコロンビアアジアグループへの出資比率は最終的に26.09%となり、筆頭株主である創業家一族とほぼ同等となる。東南アジア諸国では人口増と経済発展に伴う慢性疾患が急増しているが、未だ病院インフラが不足しており、効率的かつ効果的な医療サービスが求められている。