丸文は5月8日、100%子会社の丸文セミコンが営む日本サムスン社の販売特約店事業を、トーメンデバイス社に譲渡することを発表した。事業の選択と集中の観点から同事業の今後について検討した結果、サムスン電子製品の販売を中核事業とするトーメンデバイスへの事業譲渡が決定されている。丸文は中期経営計画で掲げている自動車・産業機器市場向けを中心とするベースビジネスの強化や、IoT・医療など成長市場での事業強化、先端テクノロジーに着目した新規商材の事業化、グローバル展開の加速化に経営資源を集中し、事業基盤の強化と収益性の向上を目指すとしている。