三井物産は5月17日、マレーシアの不動産開発企業Sime Darby Property社との合弁会社が、クアラルンプール近郊で賃貸用Build to Suit(注文建築)型物流施設・工場開発を行う事業用地の売買契約を5月16日に締結したことを発表した。同事業には三菱地所も関係当局の許認可取得後に参画し、以後の出資比率はSime Darby Property社50%、日本側JV50%(三井物産60%、三菱地所40%)となる。同件は顧客の要望に合わせて物流施設や工場を開発する事業であり、敷地面積は16万平方メートル、総事業費は約130億円(約5億3,000万マレーシア・リンギット)に及ぶ。