日本紙パルプ商事は5月25日、インドにおける古紙再資源化事業の強化を目的に、Papyrus Recycling Private Limitedと合弁でOVOL Fibre Solution INDIA Private Limitedを設立、営業開始を発表した。同社は日本紙パルプ商事グループブランド「OVOL」を社名に冠した、初のグループ会社となる。インドの製紙原料に古紙が占める割合は約6割となっているが、環境規制による新設のパルプ製造設備の設置が難しいこと、古紙においても国内の回収率が約3割と大半を輸入に頼っており、今後は国内の古紙回収、再資源化が一層重要視される。