20年卒就活、はや号砲
日本経済新聞(6月8日付朝刊)によると、19年卒の就活がすでに終盤戦を迎える中、20年卒の就活戦線が始まっているようだ。
マイナビが3日都内で主催したインターンの説明イベントには、15,000人の学生が集まったという。
経団連が17年にインターンの日数規定を廃止して以降、1週間単位でインターンを実施していた企業が「1日型」に切り替えたり、新たに実施する企業が相次いだ。経団連に加盟していない企業も含めて、夏休みのインターンが就活がスタートになる。
19年卒のインターン参加率は約8割だという。3年の8月から翌年6月まで、学生たちは約1年間就活をすることになる。採用担当者もそれに関わらざるを得ない。そこまでしても離職率が減る気配はない。
採用コンサルタントの谷出正直氏は「効果を検証する時期にきている」と指摘する。