帝人フロンティアは6月14日、物性、機能、質感をバランス良く発揮する織編物「デルタ」シリーズに用いられた技術が高く評価され、「平成29年繊維学会賞」において「技術賞」を受賞したことを発表した。今回の受賞は、新たに開発した特殊仮撚技術、および織、編、染の加工技術を活用することにより、長繊維ニットにおいて永年の課題とされてきたスナッギングを解決し、物性、機能、質感をバランス良く発揮する織編物「デルタ」を開発したこと、加えて、開発した技術を応用することにより、今後さらに素材や商品のラインナップ拡充が期待されることが評価されたことによるもの。