三井物産は6月15日、大手資源会社BHP社および伊藤忠商事と、西豪州で共同運営する鉄鉱石事業のマウント・ゴールズワージィJV(権益比率:三井物産7%、BHP 85%、伊藤忠8%)を通じ、サウス・フランク鉄鉱山の開発を決定したと発表した。総開発費は先行投資分を除き34億米ドルを予定、持分権益比率に応じて三井物産は約2.4億米ドルを投資する。2021年に生産を開始し、25年以上にわたり生産を継続予定。三井物産は西豪州地域でBHPおよび伊藤忠と1967年から長年にわたり鉄鉱石事業のパートナー関係にあり、現在4つの共同事業を運営している。2017年度の年間出荷量は合計で約270百万トンで、2019年度までに290百万トンへの拡張を進める。