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2018年06月19日

日経ビジネス(2018年6月18日号)

三菱商事社長・垣内威彦氏インタビュー
「商社の生きざま、問い直す」

『日経ビジネス』編集長・東昌樹氏が、三菱商事・垣内威彦社長にインタビューした記事を掲載。垣内氏は、三菱商事が赤字に転落した翌年2016年に社長に就任し、今年3月の決算では、商社としては初の純利益5,000億円を達成、中期経営計画も1年前倒しで達成した。ポイントだけ列記する。発言は、全て垣内社長。

「赤字だった15年度が原動力。その後、三菱商事に蓄積していた色々な矛盾を修正しようと社員一人ひとりが極めて強い意志で動いた」

「三菱商事という会社は、いったい何をやる存在なのか、再定義する必要がある」

「商社の祖業はトレーディング。そして投資、経営参入と事業領域を広げた。業界全体を活性化する役回りを担う」

「ビジネスを成長させるためには、目利き、構想力、そして発想の柔軟性も求められる」

「そろそろ、商社という枠を外して我々を見てほしい」

「日本の文化は素晴らしいが、変化への対応という面では問題がある」

「人事部には『答えがある問題に正しく答えられる能力しかない学生は採るな』『修正できることが今できていないからといって、ポテンシャルのありそうな人材を不採用にするな』と繰り返しています」

「新入社員には『君たちの多くは、注目を集めている花形部署ではなく、無数のビジネスの芽に配属されるよ。しかし悲しむな、そこからはい上がって、ビジネスを大きくして、次の柱を育ててくれよ』と伝えます」

「EC(アマゾンなどの電子商取引)も突き詰めていくと、リアル志向に進みます。その点、商社は大きな可能性を秘めています。ECとリアルの融合。最終形はまだ見えていませんが、ローソンなどを持つ我々にとってはチャンスです。まだ勝負はついていません」

 


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