三井物産は6月25日、三井製糖と共同運営するタイの製糖事業会社・KSP社の製造能力増強に向けた設備刷新を決定し、同日に本格着工したことを発表した。総工費約370億円を借入及び増資にて調達し、2019年10月日完工予定。三井物産と三井製糖はKSP社を1994年に取得して以降、20年以上にわたり共同経営してきた。両社は国内シェアNo.1である「スプーンブランド」の技術力を十分に活かせる最新設備をKSP社に導入し、アジアの飲料・食品メーカーを中心とする顧客に高品質砂糖を直接販売する製販一体型事業を追求し、高まるアジアの高品質砂糖への需要に応えていく。