日立ハイテクノロジーズは7月13日、シンガポールの100%子会社が、タイの工業団地開発最大手企業アマタ社と「Hitachi High-Tech Amata Smart Services(HTAS)」を合弁で設立し、スマートファクトリー技術を導入したシェア工場事業を本格的に開始したと発表した。日立ハイテクはジェトロが実施する「日ASEAN新産業創出実証事業」で、日本の中小企業の海外進出を支援する新規ビジネスモデルの事業性を検証。検証結果を踏まえ、HTASをアマタ社と共同で設立した。これにより日本企業は、シェア工場の利用で海外進出に必要な資源を最小限に抑えることが可能となる。