日立ハイテクノロジーズは8月21日、1980年に発売した生化学分析装置「日立705形自動分析装置」が、コンパクトな装置サイズと高精度な分析を両立した生化学自動分析装置で、1980年代以降の臨床検査の普及と診断支援に大きく貢献した点が評価され、国立科学博物館より「国立科学博物館重要科学技術史資料(未来技術遺産)」として登録されたことを発表した。「未来技術遺産」は、日本において科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的に、国立科学博物館が実施している登録制度。2008年から毎年実施され、これまで240件の資料が登録されている。