三菱商事は8月31日、日立製作所、日立の鉄道システム事業におけるグループ会社アンサルドSTS社の3社による企業グループが、パナマメトロ公社との間で、パナマメトロ3号線におけるモノレールシステムの納入に関して基本合意書を締結したと発表した。日立は車両(168両/28編成)、アンサルドSTS社は信号・通信・変電システム、三菱商事は商務関連を担当する。同プロジェクトは、都市の交通機能の改善および気候変動対策への取り組み支援として、円借款が国際協力機構(JICA)から供与され、貸付資金は土木工事およびモノレールシステムの調達などに充当される。