長瀬産業は1月8日、自動運転向けセンサーシステムLiDAR（ライダー）の開発に強みを持つカナダ・レダーテック社との間で、車載向けSoC 製品および付随技術の独占代理店契約に向けた覚書を締結したと発表した。LiDAR は、近赤外線が反射する往復時間を利用して、人やモノなどの障害物を検知する技術。現在のセンサーシステムの主流である画像やレーダー（電波）に比べ、より小さい対象物を正確に認識できるなどの利点があり、将来の自動運転に不可欠な技術として注目されている。この代理店契約締結により、レダーテック社の車載向けSoC 製品の日本での商権を獲得する。