三菱商事は1月8日、カネカ社との合弁会社インドネシア・PT. Kaneka Foods Indonesiaで総額約50億円規模の加工油脂製品の新工場を建設することを決定したと発表した。市場拡大が続くインドネシアでの製菓・製パン素材の事業拡大を目的として、フィリング製品及びマーガリンなどを中心に生産能力を約5倍の15,000トン/年に引き上げる。新工場建設は昨年12月に着工、2020年春の稼動を予定。今後はマーガリンなどの新製品の開発、拡販や、パンや菓子などの商品提案、顧客の製造サポートなど、顧客ニーズに合わせたソリューションの提供強化で事業展開を加速。またアジア市場へ日本のパン・菓子文化を広め、早期に売上金額100億円を目指す。