阪和興業は1月15日、2018年9月28日に一部出資を発表した、二次電池の製造に欠かせない高純度ニッケル・コバルト化合物を鉱石から一貫製造することを目的としてインドネシア・スラウェシ島に設立されたQMB NEW ENERGY MATERIALS CO., LTD.の新工場の起工式が11日に挙行されたことを発表した。新工場は、高純度ニッケル・コバルト化合物(ニッケル純分で年間5万トン、コバルト純分で年間4千トン)の生産を企図して建設を開始、およそ16か月の建設期間を経て、2020年4月の稼働を予定。