三井物産は2月28日、樹脂ライナー製炭素繊維強化圧力タンクの世界最大メーカー・ヘキサゴン社が発行する新株の一部を引き受けることに合意したと発表した。追加取得金額は約16億円で、筆頭株主である三井物産は25.01%の出資比率を維持する。ヘキサゴン社は天然ガス・LPG向けコンポジットタンク製造販売事業に加え、1月に米国Agility Fuel Solution社を100%子会社化しトラック・バスなどに向けた高圧ガス供給システム事業への展開、水素を燃料に走行する燃料電池自動車や、輸送・貯蔵を目的とした水素インフラ向けに、高圧水素タンク・高圧水素供給システムの開発を進めていく。