岩谷産業は4月3日、100%子会社の米国現地法人が、カリフォルニア州でメッサー社が運営する水素ステーション4カ所を買収し、米国内では日系企業として初となる水素ステーション運営を開始したと発表した。岩谷産業は日本国内における水素のトップサプライヤーとして日本国内で23カ所の水素ステーションを運営しているが、この運営参入を機に米国での水素ステーション運営のノウハウも蓄積し日米で整備を進めていく。また今後、水素エネルギー社会実現のために必要とされているCO2フリー水素についても、北米での製造・供給体制の構築に向けた情報収集、調査、検討を進めていく。