三井物産は4月10日、中国の民間太陽光発電事業会社Kuasolar社と共同で設立したMIT-KUA社を通じ、中国で3件の分散型太陽光発電事業(総発電容量13MW)に出資参画すると発表した。MIT-KUA社への三井物産の出資比率は80%、出資額は約11億円が予定されている。今回参画する3案件はそれぞれ広東省・山東省・浙江省に位置し、MIT-KUA社が中国EC大手のJD.comが使用する物流倉庫と、ドイツ資本スーパーMetroの店舗屋上スペースを活用して太陽光発電パネルを設置し、建物の使用者および電力会社に対して電力を販売する事業。既に3カ所が運転を開始しており、今後15~20年間にわたり太陽光発電の電力を提供していく。