長瀬産業は6月11日、大容量・超高速の次世代通信システム5Gに対応した高周波デバイス製品の設計・製造を行う米国のベンチャー企業3DGS社への出資を実施したと発表した。次世代通信として研究・開発が進み、2023 年までに約30 兆円規模の市場になると見込まれる5G の実用化には、大容量・超高速通信を可能とする高周波対応デバイスが不可欠で、3DGS 社は産業用、通信機器用などの分野で使用される特殊ガラス及びガラス加工の独自技術を保有しており、この技術が高周波対応デバイスの設計・開発・製造の鍵となることから、同社の技術を活用した新規ビジネス展開が期待される。