三井物産は6月14日、全日本空輸(ANA)と、米国LT社の開発した革新的な技術を活用し、バイオジェット燃料の製造事業を共同開発する覚書締結、協業に関して、取り組みの一環として秋にLT社のバイオジェット燃料を使用し、米国—日本間で新造機によるデリバリーフライトを共同実施すると発表した。三井物産はLT社の戦略投資家として共同事業の開発を推進してきており、将来的には排ガス由来のエタノールからバイオジェット燃料を通して量産化し、日本を含む全世界へ供給することでCO2の排出量の削減を図り、地球環境保全により大きく貢献できるバリューチェーンの確立も目指す。