兼松は6月17日、ウエルインベストメント社と、兼松の営業基盤とウエルのベンチャー投資基盤とを連携させ、有望な先進技術やビジネスモデルを有する国内外のベンチャー企業を発掘し育成する体制の強化を目的に、業務提携契約を締結したと発表した。ウエルは、1998年に早稲田大学アントレプレヌール研究会を母体として設立された、大学系としては日本で最も業歴の長いベンチャーキャピタル。業務提携を機に兼松は今後、長期的な研究開発活動によるイノベーションが新興産業の創出や既存産業の革新を起こし、持続的な経済成長をもたらすと期待される領域を重点的に開拓する。