三井物産は6月29日、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共同出資する蘭JAL BV社を通じて、ロシアの天然ガス生産・販売大手Novatek社が推進するアークティックLNG2プロジェクトに参画すべく、プロジェクト会社アークティックLNG2社の持分を10%取得することでNovatekと合意し、6月29日に持分売買契約を締結したと発表した。JAL BVへの出資比率はJOGMECが75%、三井物産が25%になる。同プロジェクトは、北極圏にあるロシア連邦北部ギダン半島の在来型陸上ガス田を開発し、年間1,980万トンの生産能力を持つ天然ガス液化設備を建設するもの。