長瀬産業は7月11日、イスラエルの医療機器製造ベンチャー・メディックビジョン社が開発したMRI 撮影時間短縮ソフトウェア「iQMR(アイキューエムアール)」の日本国内での販売を開始すると発表した。MRI による画像診断は検査が長時間で、患者に負荷のかかる点が課題として挙げられている。「iQMR」は統計的手法を用いてMRI 画像のノイズを低減するソフトウェアで、医療施設などで使用中のMRI 機器に接続するだけで機能を追加できる。MRI は撮影時間が短いほどノイズが発生して診断が難しくなるが、導入により従来の画像レベルを維持したまま撮影時間を平均3割短縮できる。