三井物産は8月26日、100%子会社を通じて40%権益を保有する西豪州沖合のグレーターエンフィールドプロジェクトの油田群が25日より生産を開始したと発表した。三井物産は2004年に西豪州沖合約50kmに位置するエンフィールド油田ならびにヴィンセント油田の権益を取得し、オペレーターのWoodside社（60%権益保有）と共に操業してきた。グレーターエンフィールドはこれらの油田と同じエリア内に存在し、ヴィンセント油田で使用されている生産設備である浮体式生産貯蔵積出設備Ngujima-Yinを活用することで追加投資を抑えたプロジェクトとなる。