三洋貿易は9月4日、大日本コンサルタント社と村山土建社とともに、新潟県十日町市と8月30日に「キナーレ明石の湯熱電併給システム整備事業」の基本協定を締結したことを発表した。同事業は、十日町市内の「越後妻有交流館キナーレ」敷地内にブルクハルト社製ガス化熱電併給装置を設置するもの。原料となる木質ペレットは地元産を利用し、発電した電気はFIT(固定価格買取制度)を利用して売電、発生する熱は温泉施設「明石の湯」に供給する。地元資源を活用する事で地元経済に貢献し、化石燃料の使用を抑制する事で地球環境の改善に貢献する。