三井物産は10月17日、ドイツ鉄道が筆頭株主のオンデマンド乗合輸送サービス(CleverShuttle)を展開するCleverShuttleの株式を取得したと発表した。CleverShuttleはスマートフォンアプリを通じてオンデマンドで配車を行い、複数の乗客を目的地まで輸送する乗合輸送サービス。現在ドイツの5都市でサービスを展開、「ファースト・ラストワンマイル」を担う輸送手段として毎月約21万人の利用者の移動ニーズに応えている。また、電気自動車などを活用し他の公共交通機関との共生を図ることで、環境汚染・交通渋滞・都市内の移動需要増加といった社会課題の解決に貢献している。