三井物産は11月18日、既にタイ・チョンブリ県で建設中の大型ガス火力発電事業のほか、ラヨーン県で同国2件目となる大型ガス火力発電事業を推進すると発表した。同事業はバンコク南東のラヨーン県にガス焚き複合火力発電所を新たに建設し、タイ電力公社EGATとの長期売電契約に基づき、開業予定の2023年3月から25年間にわたり運営・売電するもの。総事業費は約1,750億円。三井物産は30%出資者として参画すると共に、建設・長期メンテナンス契約を締結する三菱日立パワーシステムズ社やプロジェクトファイナンスに参加する国際協力銀行など、取引関係にある日系企業との連携強化を通じて、事業の円滑な開発・運営に寄与する。