三井物産は1月10日、タイの財閥系不動産大手TCC社のグループ会社、タイの民間電力大手ガルフ社および東京ガスエンジニアリングソリューションズ社(TGES)と共同で、タイのバンコク中心地での複合地域開発One Bangkok向け地域冷房事業および配電事業への出資参画を決定し、TCC傘下でOne Bangkok開発会社OBCとユーティリティー開発契約を締結したと発表した。総事業費は約120億円を見込んでおり、三井物産は地冷に16%、配電に13%それぞれ出資参画する。One Bangkokはバンコク中心地で約17haの敷地にオフィス、ホテル、コンドミニアム、商業施設など全16棟を開発する複合プロジェクトで、2023年から段階的に竣工する予定。