三井物産は1月17日、投資子会社を通じ保有していた、米国ニューヨーク州ニューヨーク市におけるAstoria Iガス火力発電事業の経済持分の36.5%に関して、保有する事業の全持分を、蘭年金ファンドAPG、独保険会社Munich Re傘下ファンドMEAG、イスラエル保険会社Clal Insurance Companyを中心とする買主団に売却することで合意し、持分譲渡契約を締結したと発表した。同事業は米国有数の電力消費地であるニューヨーク市においてAstoria I複合ガス火力発電所を運営するIPP(独立系発電)事業であり、ニューヨーク電力市場に売電。三井物産は事業の持分を2013年、及び2014年に取得している。