三井物産は2月5日、総合メディカルホールディングス社が保有する保健同人社の全株式61.6%を取得することを合意したと発表した。今回の株式取得により、三井物産の保健同人社への出資比率は33.4%から95.0%となり、同社を子会社化する。保健同人社は累計330万部を超えるロングセラー『家庭の医学』で知られ、日本で初めて人間ドックを創案するなど、科学的根拠に基づいた事業を展開する未病・予防サービス事業者。近年は、企業人事・保険者(主に健康保険組合)向けの未病・予防事業に注力しており、既に1000万人超の顧客基盤を有している。