三井物産は2月6日、イタリアの子会社MEPITを通じて25%権益を保有する、イタリアのテンパロッサ油田プロジェクトの生産開始を発表した。現在は生産拡大中で、日量約2.5万バレルを生産。ピーク時には原油を日量約5万バレル、LPGを日量約240トン、硫黄を日量約80トン生産する見通しで、長期にわたり生産量および・収益への貢献が見込まれている。同プロジェクトは、8坑の生産井(うち6坑は掘削済み)、原油処理施設、LPG貯蔵施設で構成され、最先端の技術に基づいた環境保護およびモニタリングシステムを採用。生産された原油・ガス・LPG・硫黄はイタリア国内や地中海域を中心に供給される。