三菱商事は2月27日、中部電力と、英国東部沖合約120kmに位置するホーンシー・ワン洋上風力発電所向けの海底送電資産運営事業に係る優先交渉権を取得したことを発表した。同資産は、海底・陸上送電線および付随する洋上・陸上変電設備(資産規模約1,700億円)で構成され、今後英国当局および洋上風力発電所の開発事業者等との調整・交渉を経て運営事業権を取得した後、25年間にわたり送電を担う予定。三菱商事は英国100%子会社のDTCを通じて事業権を取得、この結果DTCは英国における海底送電資産運営事業(23件)のうち9件に参画することになり、同事業のシェアトップを誇る。