双日は3月27日、豪州ムーラーベン一般炭炭鉱で保有する権益10%を300百万豪ドルで、プロジェクトパートナーのYancoal Australian Ltd.社の100%子会社に売却することで合意したと発表した。これは、世界的な環境意識の高まりや長期的な事業の持続性の観点、とりわけ低炭素・脱炭素へ向けた取組みの一環として、2019年5月に策定した「2030年迄に一般炭権益資産を半分以下にする。原則、一般炭権益の新規取得は行わない。」という方針の下、売却に至ったもの。双日は権益売却後もムーラーベン炭の特定顧客向け独占販売代理店として、引き続き安定供給に努めていく。