伊藤忠エネクスは4月24日、取扱っている『GTL燃料』が、神奈川県横浜市の新市庁舎の非常用発電機向け燃料として採用されたことを発表した。今回の新市庁舎での『GTL燃料』採用は、日本国内において地方公共団体が自家消費用の燃料として『GTL燃料』を正式に採用した初めての事例となる。『GTL燃料』は、硫黄分を含まず、軽油に比べて二酸化炭素、窒素酸化物、ばい煙や粉じんなどの粒子状物質を削減出来る環境負荷の少ない燃料で、軽油よりも長期貯蔵出来ることが特徴。この環境負荷低減と長期貯蔵安定性という点が新市庁舎のコンセプトと合致し採用に至った。