人事部発「学生たちに告ぐ!」

2021年03月9日

第一実業
総務本部 人事部
人材組織開発グループ
太田佐紀さん
(3)

商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。

 

選考のスケジュール予定と入社まで

ここからは、選考についてご説明します。2022年度の選考の流れに関しては、新型コロナウイルスの影響もあり流動的ですが、前年度の実施スケジュールを元に、現段階でお知らせできる範囲でご紹介します。なお、前年度の選考はコロナ禍によりすべてオンラインで実施しましたが、状況を見て可能であれば対面で実施します。

また、管理・企画部門希望者のために、総合職の中でも採用ルートを営業部門と管理・企画部門(経理・財務・貿易・総務・法務・人事など)の二通り設けています。

【1月〜3月:セミナー・説明会】
1月からオンラインで企業研究という形で活動を開始します。その後、3月1日にリクナビの採用ページをオープンし、エントリー受付を開始します。前年度は同月初旬からオンラインで早期会社説明会の開催や各大学の学内セミナーに参加しました。可能であれば東京・大阪・名古屋の3都市にて実施する予定です。

【4月〜:一次選考】
4月上旬から行う一次選考では、一対一にて15分程度の面接を行い、同日に筆記試験も実施します。筆記試験の内容は適性検査です。

【人事面談】
一次選考通過者には採用担当者と30分程度の人事面談を実施し、一次選考における皆さんの様子について良かった点、改善したほうが良い点など人事目線での率直なフィードバックを行います。学生の皆さんには、選考を通して自分を成長させる機会になると思います。

【5月初旬〜:二次選考・営業社員座談会】
二次選考は2、3対1で15分程度の面接を実施し、その後、二次選考通過者を対象に座談会を実施します。座談会は自由参加とし、3〜5名の学生の皆さんに対して営業部門の社員1人という少人数形式で行います。この座談会の目的は、最終選考に臨むに当たって疑問に思っていることをすべて解決してもらうためです。
入社を決意する内定者の中には、海外駐在経験を生き生きと語る営業部門の方の姿に憧れを抱いたり、第一実業は個性が強く、自由闊達で働きやすそうだなという印象を持つことも多いです。選考フローの中で、座談会こそが「第一実業の社風」を最も知ることができる場だと思います。

【5月中旬〜:最終選考】
その後はいよいよ最終選考となりますが、社長を含む数名の経営陣との面接形式を予定しています。最終選考は単なる入社の意志を確認する場となる会社も多いですが、当社の場合は将来を見越した人財の見極めを行います。当然ながら最終選考で不合格になるケースもありますのでご留意ください。

【6月:内定者決定】
こうしたプロセスを経て、5月下旬に内々定、6月頃に内定者が決定する見込みです。昨年度の総合職の内定者数は19名でした。
選考が終了すると、内定者を対象とした懇親会を開催し、食事をしながら親睦を深めていただきます。採用担当者にいろいろなことを気軽に質問できる機会でもあります。

【10月末:内定者研修】
10月末頃に内定者研修を実施し、配属の参考とする適性検査やTOEICのテスト、グループワークなどを行います。

【2月末〜3月:通信教育・配属決定】
入社前に通信教育でビジネス文書の書き方や基本的なビジネスマナー、エクセル・パワーポイントなどのパソコンスキルを学んでいただきます。そして入社後の配属先が決定するのは2月末から3月頃となります。

 

リラックスして自分の言葉で語ってほしい

前年度の選考で面接官を務めた時に感じたことです。内定を出した学生の特徴は、自然体で臨み、思ったことを率直に、自分の言葉で話していました。逆に、就活サイトや就活関連本に掲載されているような模範的な答え方であったり、覚えてきたことを一語一句間違えないように答えたりする学生は先に進めませんでした。私たちは、皆さんの素顔を見たいと思っています。限られた時間内ですが、あなたがどういう人物なのか、第一実業でどのような仕事がしたいのか、自分の将来のキャリアパスについてどのように考えているかを自分の言葉で語ってほしいと思っています。実際にこの瞬間にコミュニケーションを取るなら、対面でしか感じられないあなたの生の感情を出してほしいのです。

面接にはぜひリラックスして臨み、ありのままのあなたを出してください。それこそを私たちは望んでいます。私たちも本音で応えます。

 

太田佐紀(おおた・さき)

1990年、兵庫県出身。関西学院大学総合政策学部総合政策学科卒。大学時代は学生団体に所属し社会問題について議論する活動や市議会議員のインターシップにも打ち込む。卒業後は大手人材系企業で営業職として約6年間勤務した後、2019年1月に第一実業人事部人事部に転職。中途採用と社員教育制度の構築を担当している。

「学生の皆さんには思いっきり遊ぶなど今しかできないことをして、今しか出会えない人に出会ってほしいですね。将来海外で働きたいなら、外国人と積極的に交流することをおすすめします。大学生の今ならできるはずです。当社は自分の意見を言いやすい、風通しのいい会社なので伸び伸び働けます。これまで私が語ったことを読んで第一実業が自分に合いそうだと思った人は、ぜひ応募してください。お待ちしています」

 

取材:2020年9月

 


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