歴史
1947年、旧三菱商事の解散に伴い、同社西日本地区機械部門関係者7名(初代社長中村恒治を含む)によって北九州市門司区に設立。48年から矢継ぎ早に出張所を開設し始め、54年にはドイツ(デュッセルドルフ)に駐在員事務所を開設。81年、本社機構を改革し東京本社、北九州本社の2本社体制に移行し、83年には北九州本社業務を東京本社に移管。現在、16の国内事業所、4つの海外事業所、4つの海外現地法人を有し、産業界で必要とされる機械、設備の国内販売および輸出入を行う。従業員数762名、売上高1271億円(2016年3月期、連結)
特色・強み
電力分野の発電設備や環境保全設備、一般産業分野の重化学工業用設備や飲料・食品機械、繊維・プラスチック機械、電子・情報分野のエレクトロニクス機器、IT関連システムなどを取り扱う“機械の総合商社”。顧客が求めるものはすべて、あらゆる方法・ルートを使って提供する。これまでに蓄積してきた豊富な実績や経験を活かしつつ、常に時代の流れ、ニーズを読み取り、多様化・高度化する産業界の新たなニーズに総合力で応える。世界中のメーカーとクライアントを結ぶネットワークを駆使し、アジアや欧米を含むグローバル展開を積極的に推進。
ビジョン
「社業の発展を通じ社会に貢献する。これを我社の信条とする」と経営理念に謳い、取引先に必要とされる製品やサービスを提供すると共に、独自の付加価値を創造し、常に社会から必要とされる「価値のある企業」であり続けることを目指す。現在、事業領域の多様化を基本方針とする中期経営計画「CS2017」を推進中であり、収益の多様化、グローバル戦略の加速、グループ企業価値の向上、戦略的な組織運営などを着実に実行することにより、業容の拡大を推進する。それにより、2017年3月期には連結売上高1600億円の達成を目指す。
風土・人財
経営姿勢の中に、「社員の働きがいと幸せを追求する」と謳っており、社員を愛し、仕事を愛し、会社を愛する企業文化が創られている。全員経営の精神が浸透し、経営者、ベテラン、若手を問わず、自由闊達に互いの意見を言い合える風土がある。企業の強さは、そこで働く社員一人ひとりの強さだとして、充実した研修や自己啓発制度などを用意し、それぞれの社員がプロフェッショナルとして成長するための環境を整えている。
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