歴史
1947年、財閥解体による旧三菱商事の解散に伴い、同社の化学品および資材関係の社員が設立。54年、新三菱商事が発足し、同社との業務提携により中国取引を推進。62年、中国貿易友好商社に指定され、中国ビジネスを拡大。また、商材も化学品、合成樹脂、建築資材、木材、燃料、食料、機械、金属などの素材から製品まで拡大し、海外展開もアジア地域を軸として積極的に推進。従業員数469名(連結)、国内4つの事業所、5つの海外駐在員事務所(中国、韓国、ベトナム)、5つの海外現地法人(中国、ベトナム、タイ、インドネシア)、5つの子会社、4つの関連会社を擁し、売上高1350億円(2015年度、連結)。
特色・強み
三菱商事グループの総合商社であり、三菱グループのみならず多方面にわたる分野の企業と連携して事業領域を拡大。長年の良好な関係を築いている優良取引先・サプライヤーがあること、中国・ベトナムにおける充実した情報網・拠点網と、取引ノウハウの蓄積があることが強み。中国ビジネスにおいては揺るぎない地位を確立。問題解決・提案型コンサルティング営業の強化、事業投資や技術供与を絡めた新事業の開拓を推進し、時代に求められる高機能商社としての地位も確立。
ビジョン
事を処するに公正明朗、全社員が和を旨としてお互いに協調し、真に暖かみのある事業体をつくると共に、事業を通じて広く社会に貢献する」と経営理念に謳う。「自らの機能の強化と成長への挑戦によって、顧客により高い価値を提供する」という中長期ビジョンを掲げ、化学品、潤滑油、合成樹脂を事業基盤として、連結ベースのリソースを活用し、川上から川下までのバリューチェーンにおいて付加価値の提供を推進する。環境関連商材の中国・ベトナムマーケットでの取り組みの拡大をはじめとした積極的な海外取引の拡大、事業投資なども推進する。
風土・人財
社員一人ひとりが常に自己研鑽に努め、その能力を最大限に発揮することで、会社全体をより強い個の集団とし、それを基盤に、事業を通じて広く社会に貢献し、社員もまた良き恩恵を受けるような事業体を理想とする。グローバルな事業展開に対応できる人材の育成を成長に向けた重点戦略の1つとしており、「世界に影響を及ぼせる“一流の営業”であって欲しい」と願い、時間をかけて基礎からしっかりと社員を育てるのが基本方針。
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