三菱商事は4月5日、100%子会社での三菱商事パワーが関西電力と共同で「相生バイオエナジー株式会社」を設立、バイオマス発電事業の推進に合意したことを発表した。新会社の資本金は4.5億円、三菱商事パワーの出資比率は40%となる。同事業は、関西電力が兵庫県相生市に所有する相生発電所2号機で使用する燃料を、現行の重油・原油から木質バイオマスへ変更する為の改造工事を実施し、バイオマス発電事業の運営を計画するもの。三菱商事パワーは国内で太陽光発電事業のほか、風力・地熱事業の開発・建設を進めており、同事業は新たな再生可能エネルギーへの取り組みとなる。