三井物産は4月10日、人工知能(AI)技術を開発・提供するGRID社への出資参画を発表した。IoTの広がりによる分析ニーズの高まりを捉え、AIコアテクノロジーを保有するGRID社と資本提携を行うことで、産業向けIoTソリューション事業を強化する。同社は昨年4月に産業向けIoTデータ管理ソフトウェアの開発・販売企業である米国のOSIsoft社に出資参画しており、OSIsoft社のソフトウェアとGRID社の“ReNom”を組み合わせることで、グループが保有する幅広い産業の事業資産や課題を解決するIoTソリューションを構築し、効率化や新たな事業モデルの構築を積極的に推進していくとしている。