三井物産は5月11日、100%出資のMitsui E&P Australia社を通じて2016年3月3日に35%の権益を取得した豪州ヴィクトリア州キッパーガス・コンデンセート田が3月9日に生産を開始したこと、また、同案件開発パートナーのEsso Australia社やBHP Billiton社が進めてきた、キッパーガス・コンデンセート田の生産物を処理・出荷するロングフォード・プラントのガス処理設備増強工事が完了し、5月7日に工事完了記念式典が開催されたことを発表した。東豪州では中長期的に新たなガス供給源の確保が求められており、キッパーガス・コンデンセート田はその新たなガス供給源として注目される。