三井物産は5月12日、イワクラ、住友林業、北海道ガスとの共同出資により設立した苫小牧バイオマス発電を事業者として、2015年6月から北海道苫小牧市に建設していた木質バイオマス発電所が、4月28日より営業運転を開始したと発表した。同事業は苫小牧市晴海町に発電設備を建設、再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し発電事業を行うもの。燃料となる木質チップは北海道内より調達、電力は北海道内に供給される地産池消型のエネルギー事業となる。三井物産は燃料の一部として、北海道内に所有する社有林「三井物産の森」から未利用木材を供給。また、発電所の運転保守管理を100%子会社三井物産フォーサイトが請け負う。